コードの型
Mathf. の後に、やりたい計算の種類を指定して使います。
C#
// 1. 小数点の切り上げ(今回のコード例)
float time = 9.2f;
float result = Mathf.Ceil(time); // → 10.0 になる
// 2. 二つの値から大きい方を採用する
int maxVal = Mathf.Max(10, 20); // → 20 になる
// 3. 値を一定の範囲内に収める(クランプ)
float hp = 150f;
float safeHp = Mathf.Clamp(hp, 0, 100); // → 100 に収まる
コードの仕組み
Mathf は「数学的な計算」を簡単に行うためのライブラリです。
- なぜ必要?: ゲーム開発では、「HPが0を下回らないようにする」「タイマーを整数の秒数で表示する」といった数学的な調整が頻繁に必要です。これらを一つずつ自分で計算式を書くのは大変なので、Unityが「よく使う計算」をまとめてパッケージ化してくれています。
その他(よく使うMathfツール)
これらもゲーム開発では「お決まり」の道具です。
- Mathf.Floor: 切り捨て(Ceilの逆)。
- Mathf.Round: 四捨五入。
- Mathf.Clamp(値, 最小値, 最大値): これが最強です。例えば「ダメージを受けてもHPが0未満にはならない」という処理が
hp = Mathf.Clamp(hp - damage, 0, 100);と一行で書けます。 - Mathf.Abs: 絶対値(マイナスをプラスにする)。
まとめ
Mathf は、Unityにおける「数学のカンニングペーパー」です。
- 「切り上げしたいな」→
Mathf.Ceil - 「範囲内に収めたいな」→
Mathf.Clamp - 「大きい方を選びたいな」→
Mathf.Max
のように、直感的な名前の機能ばかりなので、何か計算に困ったら Mathf. と打って、リストに出てくる機能を見てみるだけでも新しい発見がありますよ!

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